黒紋付
媒染浸
大黒

鳳寿は、皇太子殿下・雅子様の御成婚時に献上された同じ繭と織元の生地を使用した丁字七度染紋付です。

kiji

 

鳳寿ちりめん(浜ちりめん)
鳳寿駒絽(五泉)

 

この生地は皇太子殿下の御成婚を祝い、養蚕の産地群馬県より絹織物を三疋、皇室にお贈りいたしました。
「世紀21」という厳選された繭から織られた白生地(絹織物)は他の織物を圧倒する品質です。鳳寿は更に、春秋期にとれたA級繭を使用し、厳しい検査にパスした繭だけを使用し、糸の品質を維持するために低温、低速にて仕上げています。少数生産のため、限られた方のみご利用いただけるお品です。

 

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丁字七度染 

丁字はフトモモ科常緑高木で熱帯地方の植物です。古代の中国では、丁字番、丁字香、丁番と呼ばれ、香料として家臣が皇帝の前に出るとき口に含んで臭いを消したそうです。後漢の頃から健胃剤、鎮痛剤など医薬品として使われ、日本へは古くから輸入され、平安時代より染色に使用され「香染」という名前で源氏物語で夕霧が着用しています。輸入品で高価なため染色に使うことが許されていたのは、殿上人だけでした。今回、丁字を正倉院宝物に見られる染法「ウンゲン染」(濃い色から薄い色へ染ていく染法)をヒントに重ね染したのが丁字七度染です。