家紋には家の歴史や 誇りがあります。

儀礼、儀式に家紋は必要

 

きものは紋のあるなしによって装いの格が変わり、
きものの着こなしも変わります。
第一礼装には慶弔いずれの場合も背の中央、
両袖の後ろ、両胸に家紋をつけた五つ紋のものを着ます。
準礼装は、背の中央と両袖の後ろに紋を付けた三つ紋となります。
略式なものは、背の中央だけにつけた一つ紋で、色無地や格調のある
訪問着に用います。

   紋付についている 家紋の意味、歴史

 

紋には、雪や波といった自然、美しい草花、鹿や鶴などの動物、
そして扇や鼓といった器物に至るまで
私たちの生活の身近なものが、シンプルで美しい形にデザインされています。
紋は、付ける位置ごとに意味があります。
背の紋は、ご先祖様を表しています。
両胸は、ご両親を表し、両袖の紋は兄弟、姉妹、親戚をそれぞれ表しています。
いつ頃から始まったのか諸説あるのですが、平安時代の末期に、
貴族たちが目印として牛車や家具調度などにつけたりするうちに、
家や職業が世襲的になるにつれ、家紋として生まれたと言われています。
代表的な家紋

 

梅鉢 (うめばち)
上り藤 (あがりふじ)
違い柏 (ちがいかしわ) (うめばち)
笹竜胆 (ささりんどう)
蔓柏 (つるがしわ)
九枚笹 (くまいざさ)
抱柏 (だきかしわ)
橘 (たちばな)
三ツ柏 (みつかしわ)
剣片喰 (けんかたばみ)
蔦 (つる)
沢潟 (おもだか)
鳳凰の丸 (ほうおうのまる)
対い浪 (むかいなみ)
五三桐 (ごさんのきり)
違い鷹の羽 (ちがいたかのは)
井桁 (いげた)
右三ツ巴 (みぎみつどもえ)
丸に二つ引 (まるにふたつびき)
根笹 (ねざさ)
立葵 (たちあおい)
桜 (さくら)
違い矢 (ちがいや)
源氏車 (げんじぐるま)
武田菱 (たけだびし)
桔梗 (ききょう)
角立四つ目 (すみだてよつみ)
雁金 (かりがね)
右三階松 (みぎさんかいまつ)
梶の葉 (かじのは)
木瓜 (もっこう)
    五本骨扇 (ごほんほねおおぎ)